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昨年10月のピアノセミナー

大変遅ればせながら、今回は昨年10月に参加したピアノレッスンのセミナーで先生が仰ったこと、練習法などを自分なりにまとめて書いてみます。

<ピアノを始めたばかりの生徒に対して行うこと・その1>
○小さなボールを右手から左手につかませる(ボールをつかんでいる手はラクにする)
○机の上に手を置き、指を立て、手首を上下にトランポリンのように動かす
○座るときは、上から吊られているように。手首も吊られているように座る
○簡単な曲を、指の形と姿勢に気を付けて弾かせる
○ラ(右)-ファ(左)-ラ-ファなどと、良い姿勢で片手ずつ弾かせる→出来るようになったら和音で行う

<その2>
○1と2の指で”C”の形を作り、そのままで弾く
○ボールを右手から左手に移す。その際残った手の形が大事
○手に山を作るように軽くこぶしを握る
○鉛筆を持ち、鉛筆を手から外した状態がよい
○まっすぐ立ち、両手を肩の高さまで上げ、一気に抜く。この自然な落下運動により、腕の重さが感じられる

<ピアノ初心者だけでなく、その他の生徒にも大事なこと・その1>
(すごーく下手な絵ですみません)
○肘(赤い囲った部分)は安定させ、矢印の上下運動をする際にはある程度「振る」ようにラクに
○肘から手にかけての部分もラクに保つ


<その2>
○鍵盤に5本の指すべてをつけておき、一本ずつ動かす
○速いパッセージを弾くときは次の指を準備しておく
○ゆっくりの練習でも、打鍵は素早く
○リズム練習の利点→速く弾く部分ができる、次の準備を速く行う練習になる
○アウフタクトから1拍目に入るところは少し待って、落ち着いて入る
○黒鍵を使うところでは、手を少し高めに置いておく
○トリルの練習はゆっくり弾き始め、速くし、再びゆっくり
○不安のある箇所は姿勢が崩れやすいので注意

<その3>
○鍵盤の下まで「弾き抜く」感じで
○メロディーに重み(=鳴る音)をつけて弾く

<その他・1>
○音価を教えるには、りんご1個が四分音符、半分にすると八分音符・・・などのようにする(ピザでも、ケーキでも良いですね!)
○歌詞の付いている曲は歌わせ、呼吸が必要ということを教える
○歌いながら弾くとき、歌わないで弾くとき、どこに違いがあるか探す
○調の知識がなくても、短い曲の移調をさせてみる
○「どの指が次に来るか」を意識させる。指使いの重要性を認識させる

<その他・2>
○練習のとき、楽譜をよく読んでいるかどうか
○両足をしっかりついて座る
○指は脱力し、でも腕や肘の重みは感じること、これにより「自然な、健康的な音」が出る
○良く弾けている生徒にさらにアドバイスしたいとき「おいしく焼き上がってクリームを塗ったケーキに、さらに飾りをつけましょう」というような表現をする

<その他・3>
○両手で弾くときは、音量、リズムのバランスを大切に。悪い影響を与え合わないように
○ペダルの使い方は、部屋の響きによっても変える
○ある曲が弾けるようになったら、左右を交差させて弾かせる。これによりそれぞれの音がもっとよく聞こえる、そしてしっかり左右が合うようになる(ただし、これは高度な練習法)
○弱く弾く部分でも、練習では大きな音で弾き、音を確認させる
○小さな子供には足台を使い、良い姿勢を保たせる

以上のようなことが主な内容でした。
初めて聞いたことというのは特になく、今までの長いピアノ生活の中で教わったり、読んだりしたことではありましたが、分かっているつもりでも、実践が難しいことがあります。ですので、時々こうしたセミナーに出かけ、他の先生方とレッスン内容や悩みを交換することはとても重要だと思います。
また普段のレッスンでは、姿勢の話など始めると途端にやる気をなくす生徒がいるのも事実で「とにかく早く弾けるようになりたい!!!」という生徒には、その気持ちを尊重しつつ、うまいタイミングで姿勢やその他の話をする必要があります。

ピアノを教える仕事は、まず生徒と、そして親御さんとの信頼関係を築くことだと思います。休暇の多いドイツでは、練習ができない期間が多い生徒に対してどのように接するかも課題です。日本で先生にたまに褒めて頂くとビックリして「(先生に)見放されてしまうのでは!」と思っていた私にとって「褒める、励ます」というのは意識しないと出来ないことでもあります。
ただ、ドイツでもどこでも、一生懸命やっている生徒たちは、先生の言う一言一言を聞き逃すまいと真剣にレッスンを受けているように思います。休暇のあと、再び生徒と良い共同作業が出来れば嬉しいです
(それにしても、絵を描くのは難しいな・・・

  (J)
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